道の駅めぐりが大好きなゆきみちが今回訪れたのは「奥河内くろまろの郷」。
ふらっと出かけたら半日は遊べる、お気に入りの場所です。
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奥河内くろまろの郷ってどこ?
住所 | 大阪府河内長野市高向1218-1 |
TEL | 0721-56-9606 |
マップコード | 10 351 793 |
河内長野市は、東・西・下・中の4本ある高野街道が合流するため、古くから宿場町として栄えてきた歴史ある街です。山あり川あり、自然が豊かで癒されます。
電車でのアクセス
近鉄長野線・南海高野線「河内長野駅」から日野・滝畑コミュニティバスを利用してください。
大体15分ほどかかります。
ご覧の通り、あまり便数が無いのでご注意ください。
時刻表:河内長野市公式ページ 万一リンク切れの場合はこちらから
マイカーでのアクセス
どちら方面からのアクセスでも国道170号線を通るルートになります。
阪神高速14号松原線、美原北料金所から府道36号線→国道309号線→国道170号線
南阪奈道路・羽曳野出口から国道170号線
西名阪自動車道・藤井寺出口から国道170号線
文化園口という交差点をガソリンスタンドのある方へ曲がり、坂を下っていくとすぐです。
駐車場は302台あります。
- 大型車9台
- 普通車288台
- 身障者用3台/おもいやり駐車場2台
- EV急速充電器1台あり
営業時間
- 農産物特売所「あすかてくるで河内長野店」
営業時間 9:00~18:00、毎週木曜日と年末年始休業
※2020年8月現在は17:00までの営業となっています。
- 奥河内ビジターセンター(特産品販売コーナー、情報コーナー、多目的スペース、イートインコーナー/席数30)
営業時間 9:00〜18:00、年末年始休業
※2020年8月現在は17:00までの営業となっています。
電話 0721-56-9606
ビジターセンターの左側には綺麗なトイレがあります。
- ビュッフェレストラン奥河内
営業時間 10:30〜15:30 (LO14:00、食材が無くなり次第終了)、年末年始休業
店内席 52席、ガーデンテラス 16席(雨天・強風時および冬季は使用できません)
電話 0721-53-3030
※2020年8月現在はビュッフェ形式ではなく、定食スタイルの提供に変わっています。
農産物特売所でお買い物
店名の「あすかてくるで」とは明日も来るよという意味です。ここは河内長野店で、道の駅しらとりの郷・羽曳野の中にある羽曳野店と合わせて2店舗あります。
残念ながら店内撮影許可が下りなかったので写真はありませんが、地元の旬の果物がお値打ち価格で売られていました。野菜も売っていますが、入口近くで一番目を引くように展示されているのが果物でしたので思わず見入ってしまいました。
盛夏から初秋にかけては、ぶどう・梨。本当に色んな種類があって、目移りしてしまいます。また、南河内地区はいちじくの産地でもあるので、とれたての大ぶりのいちじくがとても美味しそうでした。
2020/08現在のビュッフェレストラン奥河内の定食スタイルのランチレビュー
2020年8月に訪れた際、久しぶりにビュッフェレストラン奥河内でランチをいただいてきました。
今回は残念ながらビュッフェ形式のランチは楽しめませんでした。代わりに定食スタイルのランチをいただいてきましたので、そちらの詳細とレビューをご紹介します。
定食スタイルのランチは4つのメニューが用意されていました。
- 瀬戸内鯛めしと6種類の和惣菜定食
- 冷やしかけすだちうどん定食
- 鶏肉とフレッシュトマトのパスタ定食
- 季節の野菜たっぷり くろまろカレー定食
値段はすべて税別1,200円で、どの定食を選んでも地産サラダが付いており、「天ぷら・ドリンク」はおかわり自由になっています。
天ぷらをおかわりしたい場合は、調理場のカウンターにお皿を持っていくと追加してもらえます。
フリードリンクは以前のようにセルフサービスでした。ただし、種類は少なくなっていて、冷たいウーロン茶とアップルジュース、ホットコーヒー、温かいお茶のみでした。
こちらは「瀬戸内鯛めしと6種類の和惣菜定食」
鯛の香りが口いっぱいに広がる鯛めしに優しい味のお味噌汁、色とりどりの和惣菜が6種類付いてきます。
プラスで地産サラダとおかわり自由の天ぷら・ドリンクと食べ応え十分の全体的に優しい味を楽しめる定食です。
鯛めしは別途200円でおかわりできます。
そしてこちらは1日20食限定の「三種のくろまろカレー」税別1,350円。
- 牛すじを形がなくなるまで煮込まれた、いつ食べても絶品の「くろまろ牛すじカレー」
- 口に入れるとまずココナッツの甘さが広がったと思うと、後からピリリと辛さが追いかけてくる「冷製ココナッツグリーンカレー」
- 一番スパイシーさが楽しめる「スープカレー」
この三種類のカレーが同時に楽しめる限定メニューです。もちろんこちらにも地産サラダとおかわり自由の「天ぷら・ドリンク」が付いてきます。別途100円で、ごはんを大盛りに変更できます。
ただし、こちらの三種のくろまろカレーは期間限定となっていますのでご注意ください。
地場産のビュッフェを堪能する※2020/08現在は休止中
ここでランチするのが目的で訪れる人も多いと思う、人気のレストランです。
平日は90分、休日は70分食べ放題となっています。看板には営業時間15時30分までと書いてありますが、これは単純にラストオーダーの時間+90分であって、14時に行っても入店を断られてしまう可能性が高いです(繰り返しになりますが、食材が切れたら閉店してしまいます)。
道の駅の公式ホームページには、入店は13時頃まで、とわざわざ少し早めに書いてあります。13時までに着かないと必ず閉店してしまうわけではありませんが、ランチタイムはかなり混雑するので、スムーズに入店する為にはできれば12時前に行きたいところです。
ちなみに農産物特売所がお休みの木曜日は、他の日より空いているので狙い目ですよ。
- 大人(中学生以上)1,500円
- 65歳以上1,400円
- 小学生800円
- 3歳以上500円
以上の料金は税抜き価格です。
平日の11時半頃に入店したのですが、あっという間に大盛況です。ただ、料理はすぐ補充されるので品切れになることはありませんでした。
このような感じで厨房と直結しています。並んでいるのは地元のお野菜を使った料理が多かったです。シーズンによってメニューは変わると思いますが、ゆきみちは特に、季節の野菜の天ぷら・手造りとうふ・地元養鶏場の温泉玉子・牛すじカレー・地元コーヒー屋さん提供のコーヒーをおすすめします。
おとうふにハマったみちは、ゆきがデザートのゼリーを食べている間もずっとこれを食べておりました。
温泉玉子は、普段それほど好んで食べないんですが、この玉子は味が濃くてとても美味しい!自分で石で割って器に入れます。カレーに入れて食べている人もいました。
カレーは牛すじ、野菜、冷製の3種類。野菜カレーはかなりマイルドで、牛すじの方がスパイシーで美味しかったです(みち談)。天ぷらとおからのコロッケをトッピングしてみました。
飲み物はティーパックの紅茶、ホットコーヒー、リンゴジュースなどがあります。ドリンクディスペンサーに入っているのが、謎の野菜ジュースとアイスコーヒー。この2つが美味しすぎて…あんなにおかわりしなければ、もう少し料理を食べられたかもしれません。
やっぱり地場産の採れたて野菜なだけあって、どれを選んでもハズレがなかったです。元々あまり大食でもないので、ビュッフェ形式だと1時間もしないで退出することが多い私たちですが、制限時間ギリギリまで粘ってしまいました。
ああ満腹。ごちそうさまでした。
ここからは、腹ごなしに少し歩こうと思います。
道の駅を出て広場を抜けると橋が架かっています。橋の下には石川が流れていて、親水公園のようになっています。水深は浅く、子どもたちが楽しそうに川遊びをしていました。
橋を渡ったところにあるのが「花の文化園」。
今回は左側の小道を進んでいきます。
河内長野市ふるさと歴史学習館
大阪府河内長野市高向2230-5
電話 0721-64-1560
右手に、ちょっと地味めな白い建物が。のぼりが立っていなければ、町役場みたいに見えますね。
私たちは道の駅から歩いたので車は置きっぱなしでしたが、ここの駐車場も無料で利用できます。
高野街道沿いにあった、石の道標が入口でお出迎え。
中に入ると、統計を取っているらしく、職員から簡単なアンケート(今日はどちらから?くらいの簡単な質問)があります。
入場無料なだけあって、豪華な施設や展示はありませんが、河内長野市の歴史を感じさせる遺物や民具などを見ることができました。
歴史体験をしてみよう
常時開催されている歴史体験は、予約なしで出来るものがほとんどです(10人以上の場合は1ヶ月前までに予約が必要)。
藍染めの布と綿で作る「綿の実ネックレス」作りのみ要予約とありましたが、これも空きがあれば当日飛び込みで体験できるようでした。
勾玉作りなど面白そうなものがあって迷いましたが、今回は紺屋型紙のしおり作り体験に挑戦することにしました。
※紺屋とは染物屋のこと。河内地方では、江戸時代から大正時代まで、質の良い「河内木綿」の織物産業が盛んでした。そんな昔の染物屋さんから見つかった型紙を元にした絵柄で、おしゃれなしおりを作るのです。
しおり1枚50円。
道具を貸し出してくれて、やり方も教えてもらって50円。民間の施設ではないので運営的には大丈夫でしょうが、それにしても全く商売っ気がありません。
簡単な柄から難易度の高い柄まで種類がいくつかあるので、職員のお姉さんに説明してもらいながら選びます。ちょっと頑張ってみたかったので、私たちは中級をチョイスしました。
小学校の理科室のような部屋で工作タイムです。
柿渋で貼り合わせた和紙は、自然な茶色をしていて、燻製のようないい香りがします。
この紙はとても丈夫なので、少しくらい失敗しても裏からノリで貼れば誤魔化せるそうです。デザインナイフ(細かい作業に適したカッター)で模様の黒い部分だけを慎重に切り抜いていきます。
切り抜き終わったら、裏から色紙を貼って完成。穴あけパンチと紐も用意されていました。
ノリが多少手に付きましたが、工作ルームに洗い場があるので安心です。
かなり細かい部分もあり、決して簡単ではありませんでしたが、技術的には難しくなかったです。出来上がりを職員のおじさまに褒めていただき、なんだか子供のように嬉しい気分の帰り道でした。
まとめ
大阪中心部からそれほど遠くない場所にありながら、豊かな自然に触れることができる奥河内。食・観光・体験等、ちょっとしたお楽しみを散りばめたお出かけの拠点として「奥河内くろまろの郷」をおすすめします。
今月はレジャーにお金をかけられないけれど遊びに行きたい、そういう時はこんな道の駅に行ってみるのもひとつの手かもしれませんよ。
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※人マークは、おでかけスポット。 道の駅マークは道の駅レビュー。 温泉マークは温泉施設。
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