少しだけ遠くなりますが、近場にGS Park 池田綾羽があり、10台収容可能で上記タイムズと同じ料金設定です。
おすすめ駐車場からの徒歩ルート
176号線沿い、中橋交差点にローソンがあります。
その向かいにある、とうふ屋さんと緑の屋根の石材屋さんの間の道を写真奥の方へ入ってください。ちなみに後ろに見えている丘のようなものが公園なので、進む方角はすぐわかると思います。
写真奥に、お城の石垣のような壁があります。
そこを通り過ぎたあたりの左側に緑の手すりの階段があるので、上がります。
五月山動物園に到着しました!
いくつかゲートはありますが、どれもが自由に入場できるようになっています。
こちらは裏口的な位置なので、本当に動物園なの?と思ってしまうような外観ですが…。
しばらく歩いて行くとポニーがいました。
人参を販売していますので(100円)、それを買えば手から餌をあげる事が出来ます。
他の動物にあげるエサは、モナカの中にペレットが入ったものを自販機で、200円で販売しています。
モナカもおいしそうですが、これはあくまで入れ物ですので、後で回収ボックスに入れて捨てます。
捨てるのがもったいないと思った人は、池田城跡公園の池にいる鯉にあげると喜びます。
こちらはアルパカ。
なんとあのプリンセス天功こと、引田天功氏からの寄贈だそうです。
天功さんとアルパカが頭の中で結びつかないんですけど、実は繁殖活動に参加されているんだそうで。
お好きなんですね、アルパカ。
夏ということで、毛を短く刈られていてモフモフ感は頭だけでした。
こちらはワラビー。
お腹を出して寝ていたり、やる気のなさそうな感じがオッサンぽくて微笑ましいです。
うさぎやモルモットに干し草をあげられます。うさぎさんは今、お腹いっぱいだそうで…
モルモット君は食欲旺盛で、渡した牧草では飽き足らず、足元の干し草まで召し上がっておられました。
他には羊、エミュー(ダチョウの親戚)、ミニブタ、リクガメなどがいます。直接さわったり餌をあげられる動物が多いので、楽しかったです。
さて本日一番のお目当て、ウォンバットを見に行ったのですが…
なんと、見当たりません。暑いですし、建物の中でお昼寝中のようです。
仕方なく、ふれあい広場の上にある展示フロアで剥製と、骨格だけのウォンバットを見ました。
毛皮も展示されていたので、さわってみました。
結構ごわっとしていましたが、密に毛が生えていて、冬は暖かそうです。
ああ、生きているウォンバットが見たかったなぁ…(涙)
この動物園、なんだか展示がオーストラリア方面に偏っている気がしたら、やはり池田市はオーストラリア・タスマニア州ローンセストン市と姉妹都市だということがわかって納得です。
ぐるっと回るだけなら10分で終わってしまいそうな小さい動物園。
ライオンもゾウもいませんが、無料で入れるのは嬉しいですね。
気軽に触れ合える動物が多いので、子供の頃に返ったような気分でなんだかほっこりしたのでした。
ウォンバットに会えなくてやさぐれた妻は、意味もなくウォンバットがオーストラリアから輸送されてきた時に使われた箱に入っています。
念願のウォンバット
せっかく来たのに遂に会えずじまい、後ろ髪ひかれる帰り道のことでした。
うわっ!
ウォンバット出てきたーー!!
気づいた瞬間、駆け寄って激写しましたが、突然の出来事にほとんどの写真がブレブレでございました…。
歩き方もトコトコと可愛くて、ずんぐりむっくりしていて、つぶらな瞳で愛らしかったです。せっかく来たのに見られずじまいで終わらなくて本当に良かった!
とても暑かったので、この後は入り口にある売店でお茶を買って飲みました。こちらでは、無料で出来る園内バーベキューの案内もしてくれるとのことです。
動物園正門の右側にある赤い橋を越えていくとバーベキューエリアがあります。
ひよこちゃんvsウォンバット(池田市はチキンラーメン発祥の地です)の看板に見入ってしまって、ここから先を見に行くのをすっかり忘れてしまいました。
ハイキングコース
目の前の道路は途中から五月山ドライブウェイとなり(五月山公園幹線園路/有料)通行可能時間帯は5:00~22:00で料金は普通車300円・大型車700円・自動二輪は通行禁止になっています。
夜景が綺麗なスポットもあり、駐車場も無料なので行ってみたかったのですが、今回は断念して横の小道でプチ登山をすることになりました。
いざ、探検のはじまりです。
だんだん息が切れてきました。
誰かが落ちたのか、それともイノシシが出たのか?
なぜか右から読ませる手書き文字が恐怖を煽ります。
途中、有料道路を横切ります。(この道路、歩行者と自転車は無料で通れます)
しかし望海亭とは、その名の通り海が望める展望台なのか!?期待が高まりますが…
あれ?
海はおろか、鬱蒼と茂った木々の隙間から街並みさえ見下ろせない、不思議な広場に出てしまいました。
望海亭記、以外読めない…。
望海亭とは15世紀に池田城主・池田充正によって作られた建物だということです。
詳しい資料が見当たらず、調べてもその実態が何なのかはよく分かりませんでした。
文人・俳人が詩歌を詠んだ場所らしいのですが…その頃には大阪湾がこの場所から見渡せたのかもしれません。
この望海亭、廃れてしまっていたのを残念に思った山川正宜という人が、天保12年(1841年)にこの石碑を建て後世にその名を残そうとしたということだけは、後で調べてようやく分かりました。
池田市の重要文化財なのに、なんか勿体ないなぁ…誰かちゃんと訳して、私たちより更に後世に伝えてくれたら良いのに、と思いました。
もう少し歩いて、愛宕神社や秀望台に寄って帰ろうかと思ったのですが(ハイキングに慣れている人なら迷わず先に進むところです)、ここまでの登り坂で結構疲れてしまったので(体力無さすぎですね…)ここで引き返してしまいました。
後で調べると、望海亭は頂上付近なので、これ以上登りは続かなかったらしく…更に秀望台からは大阪伊丹空港や、ビッグハープ(阪神高速池田線に掛かる白い斜張橋)など絶景が眼下に見下ろせるのだそうで、行けば良かったと後悔しました。
望海亭ではドコモとauの電波が入りませんので、こればかりは電波状況の良い場所で事前に調べておくべきでしたね。
地図にある赤い矢印のコースをぐるっと回っても2時間弱なんだそうで、秀望台から大文字コースを通って戻れば1時間もかからなかったのではないかと思います。
私たちが行ったのは望海亭コースですが、大文字コースの方が歩きやすいということも後から知りました(つくづく下調べが甘かった…)。
初心者には大文字コースをおすすめしたいと思います。
特に夏場は、足元が緩やかな方が良かったです。望海亭に着いた頃には、ふたりとも汗だくでしたので…。
有料道路を使えば、点在する無料駐車場に車を止めて周囲を散策することもできるので、足腰の弱いゆきみちのような方にはそちらもおすすめです(笑)。
まとめ
珍しいウォンバットに会うことができ、バーベキュー・散策もできる五月山動物園・五月山公園はお子さんからお年寄りまで楽しめると思います。
標高315mの五月山なら、体力のない方でも気軽にハイキングができますね。
自然に触れたい、登山は苦手だけど山登りっぽいことをしたい気分の時、市街地からほど近いこんな場所でもちょっとしたアウトドア体験ができるのがとても新鮮でした!
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