こんにちは、ゆきみちです。
この度、ダイハツのミライース(H30)を購入しました。
オプションとしてカーナビを付けると結構高くつくので、空っぽになっているダッシュボードに自力でカーナビを取り付けてみよう!と一大決心。
カーナビは、細かく分けると沢山の種類がありますが、代表的なものはダッシュボード上に設置して使うポータブルタイプと、今回私たちが取り付けにチャレンジしたダッシュボード内蔵タイプがあります。
で、結論から言いますと、内蔵タイプのナビは…
「ど素人でも頑張れば自力で取り付けられる!」
ということがわかりました。
もしも「カーナビを自力で取り付けてみたいけど、やり方がわからないしなぁ…」とか、「まさに今取り付けようとしてるけど、何を揃えたらいいのかな…」と思っている方がいたら、この記事がお役に立つはずです。
実際、私たちもカーナビの取り付け方はネットを使って色々調べました。
しかし、知識がある人がみれば「なるほど」と思えるであろう記事は見つかっても、車に関しての知識がほぼない素人の私たちが読んでも、まるで勝手がわかりませんでした。
それでもめげずにいろいろ調べて、大まかにやるべきことや準備すべきものは把握できたものの、細かい部分はやっぱり一つの記事を読んだだけでは理解できない。
そんな経験を踏まえて、この記事は超初心者さん向けに書いています。
工程も部品も多いので、もしかすると読みながら「無理そう…」と思ってしまうかもしれませんが、丁寧に落ち着いて作業すれば必ず自分で取り付けられますので、諦めないで頑張ってください。
※こちらで紹介している取り付け方法で、走行中でもナビが操作可能になります。
ただし、走行中は運転者の方がナビを操作・注視する事は違反行為であり、あくまで「助手席の方が操作できるようにするため」ですので、運転者は絶対に運転中のナビ操作はしないでください。
※取り付けの成功・失敗に関しては自己責任でお願いします。
まず準備すべきもの
- カーナビ(内蔵タイプ)
- ナビゲーション取付キット(取り付けたい車種に合ったものを用意)
- スパナ(基本10mm、車種によっては12mm)※国産車の場合です。
- ペンチ(あると楽です)
- 内張りはがし
- プラスドライバー(先端が磁気加工されているもの)
- ハサミ
- 結束バンド
- 絶縁テープ
- 養生テープ(無かったのでメンディングテープで代用しました)
- 軍手
まず必要なのは当然カーナビですが、自力で取り付けをするならば、カー用品店などで買う(その場で取り付けてもらう)必要がないので、ネットでお安く購入しました。
私たちが購入したのはKENWOODの彩速MDV-S706というナビです。彩速ナビの【M、S、L】と現在3つあるシリーズの中で、上中下で言うと中にあたるSシリーズの画面が7インチのタイプを選びました。
中間クラスとは言え、以前の上位モデルから引き継いだ機能が備わっていて、特にリルート(道をそれた時に戻してくれる機能)が非常に早いのが特徴です。
- ナビ本体とネジ類
- カラフルなコードが沢山付いているのが電源ハーネス
- 黒いコードに大き目のボックスが付いた、GPSアンテナ
- 4本ある黒いコードを束ねているのがアンテナケーブル
- 赤い3つの部品が中継コネクター
- Bluetoothハンズフリー通話用マイク
- 地デジ用のアンテナエレメント
- アンテナケーブルを固定するためのソフトテープ
- クリーナー
車種によって取り付けられるナビの標準サイズは異なるそうですが、基本的には7インチタイプか7インチのワイドタイプが標準サイズだと思います。
取り付けたい車の標準サイズ以上(8インチなど)の大型ナビも取り付ける方法はあるようですが、今回は標準サイズのナビを取り付ける方法をご紹介します。
カーナビには、車を買った時に付いてくるような純正ナビ(車メーカーが作っているナビ)と、市販されている社外ナビ(今回買った彩速など)があります。
社外ナビは直接配線を取り付ける事ができないため、ナビの配線と車の配線を繋ぐには、ナビゲーション取付キットに付属されているオーディオハーネスという配線が必要です。
ナビゲーション取付キットは取り付けたいメーカー、車種、年式で変わってきます。
メーカーHPなどで適合する商品を調べる事ができますので、間違えないように正しい取付キットを購入してください。
※私たちが購入したエーモン製の取付キットの適合表は、エーモン公式HPfa-external-linkの車種別オーディオ取り付け適合情報の【メーカー】を選択してご覧ください。
スパナはバッテリーのナットを緩めるため(ショートを防止する)に使用し、内張りはがしはナビの周りのカバー部分をめくるのに使用します。
ペンチは配線を加工する時に使いましたが、器用な方は、指の力で頑張れば何とかなるかもしれません(笑)。
この3点は個別に揃えてもよいのですが、私たち夫婦のようにどれを買ったらいいかよくわからない人には、セットになった商品を買った方が失敗がなくて安心です。
私たちが実際に購入したのは、こちらもエーモン製のよく使うクルマの配線工具セットです。
このセットには10mmと8mmに対応したスパナ、内張りはがし、そしてコネクター圧着専用プライヤーというペンチなどが付属されていますので、必要なものが1セット1500円程で揃います。
どれを買えばわかっている方なら、個別に揃えた方が安いかもしれませんね。
プラスドライバーは100円ショップでも手に入りますが、磁力が弱く万が一ネジをダッシュボード内にでも落としてしまうと大変です。
ホームセンターで売っている、磁力がしっかりとしたドライバーを購入することを強くオススメします。
ハサミは、ご家庭にあるもので十分ですよ!
結束バンドは100円ショップやホームセンターに売っていますね。
私たちが購入したものはホームセンターで100本入りが税抜き78円でした。
一番小さい結束径1.5~22mmのサイズを購入して使用しましたが、もう少し大きめのサイズの方が使い勝手は良かったと思います。
絶縁テープもホームセンター(コーナンPRO)にて、税抜き38円とかなりお安く購入することができました。
養生テープはダッシュボードのカバー部分を剥がす際に、傷が付かないように保護するために使用します。
傷防止のためなので、私たちは家にあったメンディングテープで代用しました。
メンディングテープなら剥がしてもべたつかず、100円ショップでも購入できるので安上がりです。
そして、最後は軍手。
バッテリーをいじるならゴム手袋が必要かと迷いましたが、結局は自宅にあった軍手でも大丈夫でした。
取り付け作業本番
さて、いよいよ内蔵型ナビを取り付けていきます。
我が家の車の場合は、オプションで純正ナビが8万円で付けられるという話でした。
8万円、結構するなぁ…。
……というわけで、純正ナビの導入を断って、ご覧のようにダッシュボードに大きな穴が開いた状態で納車されました。
この状態だからこそ、私たちはすぐに取り付け作業ができたわけですが、ほとんどの方はまず現在車に付いているナビを撤去しないといけないので、時間に余裕をもって作業に取り掛かりましょう。
私たち夫婦の場合はナビの撤去作業なしですが、撮影しながら手探り状態での作業でしたので、トータル4時間を要しました。
二人での作業はナビを持っていてもらったり、配線を押さえてもらうことができるので、可能なら複数人での作業をオススメします。
また、実際に作業をするときは、長時間車を止めておけて、スペースを確保できる場所(ドアを全開に開放できるくらい)で行いましょう。
はじめにバッテリーを外しておく
ブログやYoutubeなどを見ると、バッテリーを外す事のメリットやデメリットがあることがわかりました。
メリットは、車のショートを防げるという事です。
仮に取り付け中にショートさせてしまえば、ナビは壊れてしまいます。
感電の危険もあるわけですから、特に素人にとっては危ないですよね。
デメリットに関しては、車側の設定が初期化されてしまうかもしれないという事。
例えば、パワーウインドウやラジオの設定などですね。
とはいえ再設定は可能ですし、万一の事故を回避するためにも、バッテリーは外しておくことをオススメします。
バッテリーは赤いキャップが付いているプラス端子と、むき出しのマイナス端子(上写真、丸印部分)がありますが、今回外すのはマイナス端子のみです。
用意してあるスパナでボルトを緩めて外してしまいます(ミライースのボルトは10mmサイズでした)。
外したマイナス端子は、プラス端子に誤って触れてしまうとショートしてしまうので、はめていた軍手でくるんでおけば安全です。
現在使用しているナビを取り外す
私たちの場合、ここは省略できたわけですが、一度取り付けたナビを実際に外してみた時の方法を紹介しますね。
まずは、取り外し時に傷が付かないよう養生テープで保護しておきます(代用でメンディングテープを使用しましたが、特に問題はありませんでした)。
テープは、内張りはがしを差し込む場所に貼ります(ミライースの場合は、ナビの下側だけで大丈夫でしょう)。
このように隙間へ内張りはがしを差し込んで、力任せにではなく、徐々に指で剥がしていきましょう。
事前情報では物凄く硬くて外しづらいとあったのですが、我が家のミライースに関してはそんなに力を入れなくても簡単に外す事ができました。
これに関しては車種によって違いがあるのかもしれません。
コツはパーツのツメ部分を探って、内張りはがしをそこに差し込んで引っ張る感じです。
カバーが外れたらネジ止めされているナビをドライバーで外しましょう(ネジをダッシュボード内に落とさないよう注意しましょう)。
取り出したナビからすべてのケーブル類を外したら、いよいよ新しいナビを取り付けていきます。
地デジ用のアンテナを取り付けよう
バッテリーのマイナス端子を外し、古いナビを取り外したら、いよいよナビの取り付け作業に入っていきます。
まず最初は、ナビに付属されているアンテナエレメントという地デジを見るためのアンテナを、フロントガラスに貼り付けていきます。
アンテナエレメントは、A2枚とB2枚の合計4枚が付属されていますので、説明書の通りに貼ります。
※道路運送車両の保安基準第29条に適合するように貼らなければいけません。
張り付ける前に位置を確認して、付属のクリーナーでガラス面をキレイにしましょう。
ホコリや汚れがあるとアンテナが剥がれてきてしまいます。
自信がない方は、先に養生テープなどで張る位置をマーキングしておくといいですね。
基本的には説明書にある通りの位置に。
私たちの場合、ちょっとガラスのフチから離れた場所に貼ってしまったことに、後で気付きました(汗)。
このようにアンテナフィルムを4枚貼った後に、有線であるアンテナケーブルというパーツをくっつけます。
つまり、フチからアンテナが離れていると、写真のようにコードが丸見えになってしまいます。
私たちの失敗例を教訓にして、アンテナフィルムを貼る場所は、フロントガラスのフチ付近にしましょう!
次は、アンテナケーブルというパーツをそれぞれのアンテナフィルム4つに貼り付けます。
アンテナケーブルの先にある、黒いボックス部分に小さな突起がふたつ付いていますので、その部分をアンテナフィルム側に書いてある▲マークに合わせます。
ケーブルがフロントガラスの外側にくるはずなので、4つすべて貼り付けましょう。
GPSアンテナとBluetoothハンズフリー通話用マイクも一緒に取り付けてしまいます。
GPSアンテナの取り付けは、電波を受信しやすい場所に貼り付ける必要があります。
基本的には、邪魔にならないダッシュボード左奥でいいと思います。
Bluetoothハンズフリー通話用マイクは、声を拾いやすいよう、ステアリング(ハンドル)の後方に取り付けました。
マイクから伸びているケーブルは、後程ナビ本体の背面に差し込みます。
邪魔にならないようにステアリングの後方から下へ這わせていき、ブレーキペダル等に絡まらないよう注意して、そこからダッシュボードの裏側、ナビをはめ込む穴まで通しておきます。
少し手間ではありますが、穴から手を突っ込んで引っ張り出せば、割と簡単に通すことができますよ。
アンテナとGPSのケーブルを隠す
先ほど取り付けたマイクのケーブルはダッシュボード内に隠しましたが、アンテナとGPSのケーブルはまだ剥き出しのままなので、こちらも見えないように隠していきたいと思います。
フロントガラスの横にフロントピラーカバーがあるので、これを外してケーブルを隠します。
ドアを開けた車体側の部分には、ゴムが付いているはずです。
これを手でビローンと引っ張ります。外すのは、フロントピラーカバーが被っている部分だけで良いですよ。
あとはフロントピラーカバーを手で外していきますが、硬くて外れない場合は内張りはがしを使ってください。
※車種によって外し方は違います。
裏側はこんな感じ。
白いクリップで留まっているだけですので、引っ張れば簡単に外れました。
運転席側も同様にして外してください。
ただし、これだけでは助手席側のケーブルはダッシュボードの内側にケーブルを這わせる事ができないので、助手席にあるグローブボックス(小物入れ)の更に下に付いているカバーを外します。
こちらのカバーも手で簡単に外れました(ミライースはカバー類の取り外しがとても簡単でいいですね♪)。
フロントピラーカバーの中にケーブル類が入っているので、2本のアンテナケーブルを上部から這わせて、付属のソフトテープか結束バンドで束ねておきます。
結束バンドの場合は、余計な部分をハサミで切っておきましょう。
問題は、上面に取り付けたアンテナケーブルが垂れてきて見栄えが悪いこと。
ケーブルに結束バンドを巻き付け、フロントガラスと天井の隙間にケーブルを突っ込むと、結束バンドがつっかえて落ちてこなくなり、うまく隠せます。
結束バンドを2本使い、間隔を開けて巻くとちょうど良かったです。
同じ方法は、ナビに付属のソフトテープでも可能です。
まずは助手席側。結束バンドで束ねて余ったアンテナケーブル2本と、GPSケーブルの処理をします。
ダッシュボード横にある隙間から、先ほど開いたグローブボックス下部のカバーの所までケーブルを通していきます。
ここが結構苦労したポイントです。
太めの針金か何かにケーブルを固定して通せば、もっと楽にできるかもしれません。
通したケーブルはそのまま右下からナビを取り付ける穴まで、ダッシュボード裏から通していきます。
こうすればケーブルは内部に隠れて、見た目をスッキリさせることができます。
ちなみに運転席側は、下部にカバーが無いので、助手席側よりは簡単に通せます。
ただし、ペダルや足にケーブルが引っかからないよう、うまく這わせてください。
終わったら、フロントピラーカバーとグローブボックス下部のカバーは元に戻しておきましょう。
電源ハーネスの接続
ここまできたら、ナビ本体の取り付け作業を行っていきます。
最初はナビに付属されている電源ハーネスというケーブルの束と、ナビゲーション取付キットに付属されているオーディオハーネス(10P)と(6P)、車速配線カプラー(5P)を接続します。
たくさんのケーブルがあってとても複雑ではありますが、ちゃんと色分けがされているので、よく見れば間違わずに接続できるはずです。
素人にとって一番の難関が、車速(ピンク)とパーキング(緑)とリバース(紫に白線)の3本のコードの接続です。
この3本のコードは、接続部品も付いておらず、コードが剥き出しの状態なので、自分で加工しなければなりません。
1.まず赤色の中継コネクターを用意します(3つあるはずなので車速、パーキング、リバースそれぞれに一個ずつ使用します)。
2.車速コードとリバース(バック)コードを取り付ける場合は、ナビゲーション取付キットに付属されている車速配線カプラーの、ピンク色のSPEED(車速)と紫ベースに白線が入ったT-BACK(リバース)と書かれているコードをそれぞれの中継コネクターの溝に挟み込みます。
3.カーナビ側の電源ハーネスから伸びている剥き出しの車速検出コード(ピンク)は、先ほどカプラーの車速コードを繋いだ中継コネクターの片側にだけ空いている穴に奥まで差し込み固定します(硬い場合はペンチを使って圧着しましょう)。
リバースも同様にリバースコードを繋いだ方の中継コネクターに繋ぎましょう。
4.残るはパーキングコード(緑)のみですが、走行中にナビ操作できるようにするには他の2本とは別の繋ぎ方をしないといけません。
カーナビ側の電源ハーネスから伸びている黒いコード(アース線)を中継コネクターに挟み込みます。
そして、同じく電源ハーネスから伸びているPARKINGコードを中継コネクターの片穴に差し込み圧着させます。
とりあえずはこれで準備完了ですので、ナビ本体にパーツを取り付けていきましょう。
ナビ本体を取り付ける
ナビ本体をダッシュボードに固定するためには、ブラケットという金具を本体の両側面に取り付ける必要があります。
以前使っていたナビに付いていたブラケットを使用してもいいし、ナビゲーション取付キットに付属のブラケットを使ってもかまいません。
ネジ穴は取付位置によって変わるので、ナビを実際にはめ込んでみて調整してください。
※ナビや取付キットにたくさんネジ類が付属されていますが、ブラケットの取り付けに使っていいネジは先が尖っていない短い方を使用してください。
このネジを留める際には、先ほど加工したパーキングコードが繋がっているアース線と、ナビゲーション取付キット付属のオーディオハーネス(10P)から伸びているアース線、この2本のアース線の先の金具をネジの間に挟み込んでしっかり留めておきましょう(同じネジに2本繋げても、別々に繋げても大丈夫です)。
ダッシュボードから外したカバーにナビを合わせてみて、側面に隙間ができる場合はナビゲーション取付キットに付属のワイドパネルという隙間を埋めるためのパーツをナビの両側面にネジで取り付けましょう。
この場合も先が尖っていない短めのネジで、ワイドパネルが歪まないよう、あまり強く締めすぎずに止めましょう。
前段階で準備してあった全てのケーブル【GPSアンテナ、Bluetoothハンズフリー通話用マイク、地デジ用アンテナケーブル×4、電源ハーネス】をナビ背面の接続部へと接続します。
電源ハーネスに接続してあるオーディオハーネス(10P)と(6P)、車速配線カプラーを車両側純正コネクターへと接続、全てを繋ぎ終えたらダッシュボード内に配線とナビ本体を納めましょう。
ナビがきちんと起動するか、この時点で確認しておくといいですね。
無事にナビが起動できたら、ネジでナビ本体をしっかり固定して、カバーをはめて作業は完了です!
ナビを取り付けてみたまとめ
以上が、はじめてナビの取り付けに挑戦してみた結果です。
最初は部品などの名称もわからなければ、何を揃えるべきなのかもわからず、どうなることかと心配しましたが、色々ミスしながらも結果的にはきちんと起動しましたし、走行中もナビ操作ができました(もちろん運転者は操作してはいけません!)。
取り付けたKENWOODの彩速MDV-S706を使用した感想は、名前の通りとても検索が速く、ハイレゾ音源で音も良いと思います。
実は、ドライブレコーダーやETC車載器をナビと連動する事もできるんですが、今回は見送りました。
もしトライしてみたくなった時は、あらためて記事にしたいと思います。
カーナビの取り付けは素人には確かに難しいです。
それでも決して不可能というわけではないので、やってみようと思っている方にこの記事が手助けになれば嬉しいです。