ぶどう狩り放題!青蓮寺湖観光村にて【三重県】

ゆきみちです、こんにちは。

スーパーに買い物に行ったら、つやつやした美味しそうなぶどうが並んでおりました。それを見ていたらどうしても食べたくなってしまい、次の休日にぶどう狩りに行ってきました。

私たちが行ったのは、三重県名張市にある青蓮寺湖観光村です。

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青蓮寺湖観光村へのアクセス


〒518-0443 三重県名張市青蓮寺976
マップコード「131 042 653」

名張市へのアクセスですが、名張駅まで近鉄難波から55分、近鉄名古屋からは1時間30分。車では東名阪・西名阪自動車道が利用でき、東海方面・関西方面の両方から行きやすくなっています。

うちの車のナビでは「山ゆり案内所」が表示されず、番地で検索すると同じ番地内にある公民館が出てしまいました。もし道に迷った時は、公民館より150mくらい西にある建物を目指してください(実際一瞬ですが迷いました)。

【ぶどう狩り】青蓮寺湖観光村にて【三重県】

これが山ゆり案内所です。ぶどう狩り専用の案内所になります。受付で割引画面をプリントアウトしたものを渡すか、スマホで表示して画面を見せると50円の割引が受けられるようです。私たちはうっかりしていて見せるのを忘れてしまいました(^^;)

【ぶどう狩り】青蓮寺湖観光村にて【三重県】

山ゆり案内所より少し奥に行ったところに、ぶどう・いちご狩りの受付をしてくれる青蓮寺湖案内所があります。どちらに行ってもいいのですが、この日は青蓮寺湖案内所の方は閉まっていました。

看板にあるように、ぶどう狩りは7月20日から10月末まで。料金はデラウェア・スチューベン・マスカットベリーAが1300円、シーズン後半の巨峰だと1800円になります。

受付で料金を払ったら、農園の番号と場所が書いてある地図と現地で渡すチケットを渡され、更にスタッフの方が道路まで出てきて親切に場所を教えてくれます。

おすすめポイントその1・予約不要

15軒のぶどう農園がありますので、予約の必要がなく、思い立ったらすぐに行くことができます。しかも期間中は無休で、雨の日も屋根のあるスペースでぶどう狩りを楽しめます。

味覚狩りは、場所によっては3日前くらいに予約しないといけない場合もあったりしますが、青蓮寺湖観光村ではなんと、いちご狩りも予約不要!

いちご狩りはお客さんといちごの量の兼ね合いや、ハウスへの行き来がスムーズにいくように、普通は時間帯などの予約が必要ですし、早い者勝ちになりますから好きな時間が選べるとは限りません。

この観光村ではそういったことを一切気にすることなく、行きたい日に時間を気にせず出向くことができます(受付時間は9時から16時半までです)。

おすすめポイント2・駐車場が無料

各農園で無料の駐車場を利用できます。観光農園では駐車料金や入場料が必要なところがあるので、これは嬉しいですね。

電車で来られた方には農園への送迎もあります(もちろん無料)。

時間制限もないので、暑さに耐えられるなら何時間でもゆっくりしていられますよ。

おすすめポイントその3・飲食物の持ち込み自由

お弁当などの飲食物を持ち込んで園内で食べる事ができます。予約をすれば仕出し弁当(松1300円・竹800円)を用意してもらえます。また、これも要予約ですがバーベキュー(食材・器具の持ち込みは不可)を楽しむこともできます。

私たちは日帰りで、他にも立ち寄りたいところがあったので、せっせとぶどうばかり食べて1時間くらいで出てしまいましたが、のんびり過ごしたい&ずっと同じ味を食べ続けると飽きちゃうな…っていう方はお弁当を広げて好きな飲み物を飲みながら過ごせるのが嬉しいですね(無料で冷たいお茶が振舞われます)。

ぶどう実食!

【ぶどう狩り】青蓮寺湖観光村にて【三重県】

ぶどう棚を見ながら階段を上がっていきます。それほど急ではなく、また上るのに苦労するほど高台でもないので良かったです。

【ぶどう狩り】青蓮寺湖観光村にて【三重県】 かやもと農園

この日お伺いしたのは「栢本(かやもと)農園」さんです。15軒のうちの1軒ですね。どこに当たるかは行ってみてのお楽しみ。写真は雨の日用のエリアなので、囲いと屋根が付いています。

【ぶどう狩り】青蓮寺湖観光村にて【三重県】

奥へ抜けると一面にぶどう畑が!

8月上旬に採れるのはデラウェアとなっています。公式サイトをよく読まず、巨峰などのぶどうをイメージしていたので(スチューベンが8月中旬から、ベリーAやピオーネ、巨峰は9月からです)、デラウェアって安いやつやん…とがっかりしてごめんなさい。後で反省しました。

出迎えてくれた農園のお母さんが、もぎ方のルールと食べ方をレクチャーしてくれ、さらに美味しいぶどうの見分け方も教えてくれました。このお母さん、とても親切で愛想がよくて嬉しかったです。

【ぶどう狩り】青蓮寺湖観光村にて【三重県】

【ぶどう狩り】青蓮寺湖観光村にて【三重県】

こうやって袋の隙間から覗いて、色が濃く実が詰まってないものを選びます。詰まっていると風が通らないので、程よく実つきがまばらな方が甘くて美味しいのだそうです。今まで、ずっしり重たいぶどうが良いぶどうだと思っていたので、これは目からうろこの初耳情報でした。

【ぶどう狩り】青蓮寺湖観光村にて【三重県】

洗い場があるのでざっと水洗い。ザルの下に、ぶどうを包んでいた紙袋(耐水仕様)を敷くとテーブルが濡れなくて便利です。

【ぶどう狩り】青蓮寺湖観光村にて【三重県】

ボウルに氷水を入れてくれるので、そこで冷やしながらいただきます。皮の下の数ミリが、まるで水の膜に包まれたようにキラキラと光るので驚いていたら、糖度が高いぶどうはこうなるのだと教えてくれました。すごい、こんなの初めて見ました。

味は瑞々しく新鮮で甘く、スーパーで売っているぶどうとはひと味違う美味しさ。最初に安いぶどうとか失礼なことを書きましたが、デラウェアが安いのは、他のぶどうより丈夫で育てやすいからだと後で知りました。それでも大切に大切に、手間ひまかけて育てられた甘いぶどう。かやもと農園さん、美味しいぶどうをごちそうさまでした。

【ぶどう狩り】青蓮寺湖観光村にて【三重県】

ぶどう園から見る景色。気温は高くても、時折吹き抜ける風が心地よく、出された冷たいほうじ茶も美味しくて…思い出したのは子供の頃、日陰に入ると涼しかった懐かしい夏の光景。市街地のうだるような暑さをしばし忘れる事ができました。

ぶどう狩りの後は周辺観光

近場には有名な赤目四十八滝や、曽爾高原などの観光名所があります。あちこち行きたかったのですが、結構時間が押してしまっていたので、ドライブがてら関西の耶馬渓と呼ばれている香落渓(かおちだに)に寄ってから帰ることにしました。

香落渓

香落渓

秋は紅葉が見事なスポット。火山のマグマで出来た、柱状節理が連なる岸壁に、涼やかな渓谷と深緑の山。紅葉していなくても、盛夏の緑が目に爽やかで美しいです。

香落渓

道路からは階段で下りられるので、川まで出てみました。大きな岩がごろごろして、足元が悪いので注意が必要です。

香落渓

写真中央に魚が2匹見えますね。川魚には詳しくないので何の魚かはわかりませんでしたが、たくさん泳いでいました。透明度があって綺麗な川です。

この日はかなりの猛暑でしたので、水が冷たかったら嬉しいなーと思って水を手で触ってみたら、思いのほかぬるかったので足を入れるのはやめました(^^;)

遊泳禁止の標識はありませんでしたが、かなりコケが生えていて足が滑ると思いますので、川に入る方は自己責任でお願いします。

青蓮寺湖からトンネルを抜けた一帯が香落渓なのですが、河鹿橋という橋を越えて更に先に行くと売店・トイレ・無料駐車場があるそうです。その手前にも狭いですが、路肩に車を停められるスペースが点在しています(紅葉シーズンは写真を撮りに来る人が多いそうなので、若干混むかもしれません)。

アブにご注意

香落渓で車を停めようとしたら、アカウシアブという大きなアブに追い回されました。このアブ、渓流沿いに住んでいるのだそうで、スズメバチそっくりで見た目がすごく怖いです。何故か車にバシバシ体当たりしてくるので不思議に思い、ネットで検索しようと思ったら、ドコモもauもこのあたりでは電波が繋がらない…(泣)

後で繋がるエリアまで出てからネットで調べると、アカウシアブは車が排出する二酸化炭素に寄って来るのだそうです。エンジンを切ってしばらく静かにしていればいなくなりますので、それほど怖がらなくて良いと思いますが、メスは産卵のため吸血します。噛まれるとかなり痛いらしいですので、ヤツらの行動する6~8月にお出かけの際は十分に気を付けてください。虫よけスプレーを持って行けばよかった…。

まとめ

夏の観光、プールや海以外で何かいいものないかな~とお考えの方におすすめのぶどう狩り。

青蓮寺湖観光名張市は本当にアクセスが良く、例えば大阪市内にお住まいの方でも日帰りで行くことが可能な距離だと思います。今日どこか行きたいけどどうしよう?となった時、思いついて急に訪問しても受け入れてもらえるのは有難いですね。

近くには観光スポットがたくさんありますので、お出かけの際は是非あちこち寄られてみてください。

公式・なばり観光ガイドはこちらhttp://www.kankou-nabari.jp/

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