気温が高くなる季節は、車内の温度が上がって、車中泊をするのが難しくなります。かと言って、アイドリングしっぱなしでは、周りに迷惑をかけてしまいます。
気温が高い季節でも車内の風通しを良くして、快適な車中泊をするためには、ドアストッパーがとても便利です。
エンジンを切っても大丈夫ですし、安価に自作することも可能なので、ぜひご自身で作ってみてください。ただし、防犯対策をきちんと考慮しておかないと、ロック状態でも外から開けられてしまいます。
この記事で紹介している自作方法は、防犯対策のことも考慮していますので、参考にしてみてください。
ドアストッパーとは?
ドアストッパーを使えば、ハッチバックドアなどを少し開けた状態でロックをかけることができます。
風の出入り口を作ってあげれば、多少の暑さ程度なら、かなりの改善が望めます。
ネット通販などで市販品を購入してもいいですが、ホームセンターで売られているボルトやナットを組み合わせれば、安価(300円程度~)で自作可能です。
自作ドアストッパーの危険性
ちまたで紹介されている自作方法の中には、防犯対策を考慮していないものもあります。
具体的に言うと、ロック状態でも外から開けられてしまいます。
何か工具を使ってこじ開けるという意味ではなく、道具なしで簡単に開いてしまうのです。こういった危険を回避するための簡単な自作方法をご紹介します。
防犯対策を考慮したドアストッパーの作り方
- マルカンボルト
- ワイヤークリップ(U字部分)
- 長ナット
- ナット(単品)←これが重要
自作ドアストッパーの構造自体は単純で、マルカンボルトとワイヤークリップ(U字部分)を長ナットで繋げるだけです。
注意する点としては、すべてのパーツのサイズを統一することです。ホームセンターで購入すれば、その場でサイズを確認できるので間違えないですよ。
ただし、これだけでは長ナットをくるくると回せば、外から簡単に開いてしまいます。なので、長ナットを回せないように、マルカンボルトとワイヤークリップのらせん部分(ギザギザのところ)をナットで覆ってしまいます。
そうすることで長ナットが回らなくなり、外から開けることが出来なくなります。
ナットの数は、どんなパーツを使うか、長さをどうするかによって変わりますので、購入する際に確認してみてください(ナットを増やせば長く、減らせば短くなる)。
ちなみに、私たちが制作したものは、7つのナットを使用しました。
ドアストッパーの取り付け方
- ドアストッパーのU字部分を、車体側の金具に引っ掛けます。
- マルカンボルトの丸い部分をドア側に差し込みます。
- 最後にドアをロックします。
これでドアと車体の間に隙間を開けたまま、ロックすることができます。
ドアストッパーを設置しただけで、ロックを忘れてしまった…なんてことがないように注意しましょうね!
動画で確認したいなら
防犯対策を考慮した自作ドアストッパーの詳細は、YouTube動画でもご紹介しています。動画でも確認したいなという方は、こちらもご覧ください。
ちょっと変な人も出てくるので、楽しめると思いますよ…(笑)
夏でも快適な車中泊スポットは?
私たちが車中泊旅をしてみて、夏場でも過ごしやすかった車中泊スポットをご紹介します。