夫婦でブログをやってみます。
はじめまして、「ゆきみち」こと みち(夫)とゆき(妻)のユニットです。
現在は同じ職場で派遣社員としてダブルインカムで働いています。
子どもはいません。いわゆるDINKSというやつです。
イメージ的にDINKSというとかなりリッチな家庭が想像できるかもしれませんが、私たちはふたり合わせて、ごく普通に生活できるレベルになります。
仕事はみち9年ゆき5年目で、それなりに何でもできる立場にはあるのですが、最近毎日のように思い悩んでいるのが、
仕事してても全然面白くない!!
ということです。
もし周囲に堂々とそんなことを宣言したら、何を当たり前な、と批判されるかもしれません。
世の中、自分が好きなことを楽しんで収入にされている方はごく一部でしょう。
面白くもない仕事を、時には苦手な上司や同僚と折り合いをつけながら…。
毎朝眠いのを我慢して起きて、乗りたくもない電車に揺られ、それでも一生懸命働いている人間が圧倒的多数ではないでしょうか。
私たちもそうでした。いいえ、今の時点でまさにその状態です。
ただ、本当にこのままでいいのか?と疑問が湧くようになったのは結婚してからのことでした。
もし独り身だったら、毎日生きていくのだけで精一杯で、自分が本当は何をしたいのかなんて考えもしなかったかもしれません。
そもそも人はなぜ働くのか
まず第一の理由として、誰もが「生きていくため」に働いています。
働けば対価として賃金が得られます。たとえ好きな仕事だったとしても、無償でもいいから労働したい人はほとんどいないと思います(ボランティアをしている人などは、生きていくための最低限のお金を持っているものと考えます)。
では、生きていくためにお金を稼ぐこと以外に、仕事からは何が得られるのでしょう。
人間は、“自己承認欲求”と“誰かの役に立ちたい欲求”を持ち合わせています。
「情けは人の為ならず」ということわざの意味する通り、結局自分が誰かの役に立つと、それは自己肯定感を生みます。
他者のために頑張ることで、「私って頑張ってるね、よくやってるよね」と自分を褒めてあげられるわけです。
どんなにきつく大変な仕事でも、それで喜んでくれる相手や、お客様がいる。
そうやって自分が社会の役に立っている実感を与えられる機会なくして、仕事に励むモチベーションは得られません。
では、誰の役にも立たない、意味のない仕事をさせられたらどうでしょう。
毎日机に向かって座り続けるだけだったら?
ぽんとコップを渡されて、一日中水を汲んで捨てて、また汲んでは捨てての繰り返しをさせられたら?
ふたりの人生を楽しく生きたい!
私たちは当然、毎日水汲みをしているわけではありません。
が、極端に言えばそれに近いことをさせられているように感じています。
ふとした瞬間に「この作業が一体何の役に立つんだろう」「こんなことしても誰も得しない」と思ってしまうのです。
せっかく同じ職場で夫婦で働いているのに、毎日時間を合わせて帰れること以外のメリットが見つからない。
そんな現状に私たちは苛々していました。
休みの日、ハードワークに心身共に疲れ果て、ただ家でボーッとするだけで一日が終わるのが嫌でした。
何か一緒に共同作業をしたい。
それも、心から楽しいと思えて、長く続けていけるものがいいな。
そう思って立ち上げたのが、このブログです。
私たちには誰かに誇れる特技はありませんし、WEBの知識も大して持っていません。
それでも敢えてブログをやろうと思ったのは、私たちのような夫婦が、今後増えたとしても減りはしないだろうと予想したからです。
子どもが欲しくても持てないのか、持たないと決めているのかの違いはあれど、ふたりだけで生活しているご夫婦はたくさんおられると思います。
私たちと同じ世代でしたら、非正規雇用であったり、正社員であっても比較的低収入で生活せざるを得ない方も多いでしょう。
2018年の時点で日本の非正規労働者の割合は4割近くになりました。
ニュースなどでは、往々にして先行き不安を感じる人々の声が悲観的に語られています。
いつだって、探せば幸せは見つけられる
日本の将来が明るいなんてとても思えないけれど、現状私たちは日々を幸せに生きています。
それは私たちが、自分たちの現状を理解し、この先どんなに苦労しても一緒にいたいと思った上で結婚したからかもしれません。
対等な関係で働いているので、どちらが偉いとか、より稼いでいるという意識がありません。
コミュニケーションが密で、価値観や目標を共有し合っているから幸せを感じられるのかな、と思っていたところ、その考えを後押しするような記事を見つけました。